外国語は何歳から習うべきなのか?

2020/06/25 ブログ
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 自宅マンションからクリニックへ歩く途中幼稚園の送迎バスに出会う事も多い。その中でバイリンガル幼稚園の列をよく目にする。小学校から英語学習が必須となり親御さんもさぞかし心配しているのであろう。

 私の敬愛する数学者兼文筆家の藤原正彦先生は東大を受験する際英語は俺が日本一だと思っていたという。新田次郎の息子さんである先生はアメリカの大学でも教鞭を執られたがその先生をして小学生に英語の教育は有害無益だとの事だ。先生は大学教授を引退され今は文筆家業に勤しまれている。名著も多く是非購読を勧めたい。

 私も2年間アメリカで生活をしたが在米中は英語でコミュニケーションを取る事がおぼつかず日本に帰ってきて余りにも喋れないない事が恥ずかしく英字新聞を読み始めた。30年経った今でも辞書は不可欠である。お陰様でネイティブスピーカーと外来で対応するのは不便ない。

 藤原先生曰く先ず日本語を身に着け論理的考察が出来ない内に英語に触れる事は危険であるとの事だ。英語と日本語は文法が全く違うのである。現実に複数の言語下で育った人は論理的思考に弱いと統計的に言われている。小さな頃へロー、グッドモーニングなどと喋って何の利益があるのか私も不思議である。「読み書き算盤」とはよく本質を付いた言葉だ。