何故民間療法ははびこるのか?

2021/08/10 ブログ
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 最たる原因は整形外科医にある。整形外科の外来は常に混雑しており、外傷が入るとストップしてしまう。5時間待ちの5分診療と昔は良く評された。

 私も大学分院時代は待ち時間を減らすため、軽症の方は心配ないですよ、と1分で帰していた。苦情も多かったそうだ。何故か診察室に入って来た瞬間私には重症患者は分かるのである。

 最大の不満は触診もせず湿布を出して終わりで済んでしまう事だそうだ。ペインクリニックを開業するにあたってレントゲンは設置せず、外傷の患者さんは断れるようにした。

 しかし患者も勝手でレントゲンも撮らずヘルニアが分かるのかと文句を言う人までいる。MRIを撮らないと分かりません、と言っても2度と来院しない。

 当院では完全予約制をとり、できるだけ丁寧に診察出来る様心がけている。月、金のアルバイトで相当の収入があるから可能な事だ。

 最近ペインの患者も減っている。片手間に行っているプラセンタ治療で食べている様なものだ。なんだか使命感も薄れてき、アルバイトが定年になったらクリニックも閉めようと思っている。