あん摩、 鍼灸、骨継ぎ、整体、もみほぐし、オステオパス、カイロプラクティックなどなど日本には色々な医療行為を行う機関がある。合法なのはどれ?
2023/10/09
ブログ
マッサージには国家試験に合格したプロの方々が少数いる。彼ら以外は金銭目的であん摩行為を行うことができない。接骨院でマッサージを受けるのも違法である。
接骨院では柔道整復師が働いている。彼らに認められる医療行為は医師の指示のもと骨折や脱臼を治す事と定められている。そもそも開業しているのがおかしい。
整体、カイロプラクティック、オステオパス。医療法上これらの言葉を探す事が出来ない。つまり誰でも名乗る事ができるのである。
昔整体で首をグキッとやられ下半身麻痺になった人がいたらしい。訴えたがそんな施設に行ったあなたが悪いんでしょう、と相手にしてもらえなかったという。怖いですね。
カイロプラクティック、オステオパスは米国である程度の医療知識を持った人たちで、もちろん日本ではその様な資格はない。
昔から民間療法は沢山あった。違法な医療もどき行為が流行るのは医療側にも責任がある。
まず待ち時間が長すぎる。私が勤めていた大学分院は午前11時に受付終了だが診察は午後5時以降も続いていた。診察が終わると薬局でも待たされる。
医者も忙しいから軽症の患者は適当に診てすぐ帰す。(私は得意でした)5時間待って1分診療ではそりゃ怒りますよ。
また開業医の整形外科の先生は効果も無いリハビリテーションばかり行っており、患者としては他の治療法を選びたくなるのも無理はない。
そこで現在の完全予約制のクリニックを立ち上げた。外傷が入ると外来がストップする為受け付けない。見方によっては酷い病院だ。
日本も病院の数は多いので役割分担をして工夫すればまだまだ改善出来るはずだ。